1986年築　30年が経ち湿気とカビに悩まされていました。１階の３部屋の床はコンクリートに直接クッションフロアが貼られている状態であったため湿気がひどく、担当が見た時にはクロスが剝がれているのはもちろん、キッチンの扉の面材まで剥がれているような状態でした。
建物の１階部分は半地下になっていたため、その部分の壁全体に結露が発生し、壁の断熱材が濡れているという状態でした。まずはサッシ交換、床を上げる工事、24時間換気を設け、断熱材を新たに吹き付ける前に防水工事を施すことで結露対策を行いました。
また一部屋の大きさが15㎡程度と小さめであったため、1フロア３部屋から２部屋とし、1部屋あたりの大きさを23㎡とする大規模なリフォームが始まりました。

間取り図

 
１部屋あたり15㎡　→　１部屋あたり23㎡
１フロア３部屋　→　１フロア２部屋

 

洋室

以前のお部屋は15㎡程度の大きさしかなく、部屋に入ってすぐ目の前に洗濯機置場があるなど、間取りとしても少々不自然な印象でいた。部屋によっては収納がないなど、使い勝手の良さに注力しました。また、各部屋ごとフローリング、扉の柄やカラーを変えることで個性を持たせました。

• 【before】
• 

　　　　

• 

　　　　

• 

• 【after】
• 
• 

　

• 

　　　
　

• 

　

• 

キッチン

LIXIL　Tioシリーズ
幅1200ながらも2口コンロにするなど、使いやすいシステムキッチンとしました。

• 【before】
• 

• 【after】
• 
• 

浴室・脱衣室・トイレ

LIXIL　集合住宅用システムバスルームシリーズ
浴室、トイレ、洗面の３点ユニットから浴室とトイレを別としました。

• 【before】
• 

• 【after】
• 
• 
• 

共用廊下

2階,3階の廊下共に腐食が進んでおり、早急な補修もしくは交換工事が必要でした。また、隣家が接近しているため、背の高い目隠しは設置しました。

• 【before】
• 
• 
• 

• 【after】
• 
• 
• 

外壁

LIXIL　セルヴィオ
前面、側面はタイル張り、見えにくい部分については塗装と、コストを極力抑えました。また少し凹凸があるタイルを使うことで高級感も出て外壁に表情が生まれました。

• 【before】
• 
• 

• 【after】
• 
• 

外構

前面、側面はタイル張り、見えにくい部分については塗装と、コストを極力抑えました。また少し凹凸があるタイルを使うことで高級感も出て外壁に表情が生まれました。

• 【before】
• 
  

• 【after】
• 
•